44年前、オーストラリアに日本人女性が渡った そのとき彼女は27歳。まだ日本人の、それも女性単身でのオーストラリアへの渡航はめずらしかった。そして、通訳、翻訳、日本語教師、旅行産業、通訳教師のキャリアを歩みつづけて44年、オーストラリアに定住した。 この本は、27歳まで過ごした日本での生活と、その後44年になるオーストラリアの生活を通して、日本とオーストラリアの二つの文化が交差する生活の記録である。戦中、戦後の日本と、異文化での勉学、仕事はもちろん、結婚、子育ての体験は興味が尽きない。